【掘った穴の正しい埋め方】
大方の工事が終わり、庭の植栽もすみ、建物の外回りに手が及ぶ。建物の基礎の外側に「犬走り」)という幅別耗ンほどのコンクリートが打たれる。また、衛生工事の粉なども埋められ、回りの埋め戻しもはじまる。この工事が建物に関する最後の工事といってもいいだろう。ところが、最後の工事が時間切れで、手抜ききれることが少なくない。掘った穴を埋めるのに引き渡しまで3日しかないと言われたら、どうしてもその日に間に合わせることが絶対条件になる。しかし、掘った穴を埋めるのは時間が掛かる。穴そのものはすぐに埋められるが、インスタント埋めは、早期に沈下をもたらする。よってその上にコンクリートの犬走りなどを施工すれば、後日犬走りが陥没する羽目になる。浦和のSさん宅の現場検査で「水締めにしなさい」と工事業者に、検査のために掘削した地中梁下の穴を埋めるのに指示をしたら、水締めをし、さらにコンクリートブロックを使って転圧してくれた。掘り出した土は、空気に触れるとその体積は1・5倍になる。それをすぐに埋め戻しても平らにならない。それを平らにするためには、時間をかけることが必要なのだが、急ぐ場合は、水締めといって散水しながら、「砂」を流し込んで埋めるのだ。そして、極めっきは、その穴を一度に埋めるのではなく、3段(3回)に分けて転圧することにある。そうすることによって、穴はしっかりと、短時間に埋めることができる。
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